魅せ方の工夫に注目!!【福山市立動物園】ライオンの檻が立体的で面白い

2020年10月21日

広島県の動物園の定番といったら「安佐動物公園」。
我が家も年間パスを買って年に数回遊びに行っていますが、
福山市にある「福山市立動物園」も一味違った楽しみ方ができます。
福山市立動物園はサラッと回れる規模なので、幼児連れ家族にはちょうどいいサイズ。
安佐動物公園のようなアップダウンもなく、ゾウ・キリン・ライオンなどの主要な動物を手軽に観察できるのですが、
立体的な檻などを使用していて、見せ方の工夫が面白いのです。
体力の少ない幼児さんも楽しめる福山市立動物の魅力について書いていきます。

福山市立動物園

入場ゲートに入る前に「動物公園管理センター」はどうですか?

動物園に到着したら、入場チケットを購入していち早く入園したいところですが･･･
入場口の横にある「動物管理センター」にも注目ですよ。

こちらは入場無料の施設で冷暖房完備、トイレとベンチのある休憩スポットでもあるのですが、
画像のように動物の骨格を展示してある施設です。
画像右側にあるのはキリンの骨格。

今から入園して、生きているキリンさんを見るのですが、
事前に予習をして、
骨格・生態系を学ぶ方が、実物を見てもより深く観察できるんじゃないかなぁ～と思っています。

動物園内の様子

福山市立動物園の全体地図
何だかアバウトな地図のような気もしますが、
コンパクトタイプの動物園なので、大体の位置を覚えておくと迷うことはないでしょう。
規模が大きくない為、サクッと園内を周れて子どもがグズグズする前に園を出ることができるので、
動物園デビューにもピッタリかも。
1周しても全然疲労感を感じないので、大人も楽ちん。
もちろんキリン・ゾウ・ライオン・トラなど、絵本に多く登場して子どもの反応がいい動物はちゃんといますよ。
どんな動物だって愛嬌があって可愛いし、じっくり見ると発見があって面白いんだけどね。
我が子の場合、動物園デビューした時もゾウとライオンにしか反応しなかったなぁ～。

安佐動物公園とは違って福山市立動物園は最初～最後まで平地。
ベビーカーだって楽々押せます。
幼児さんだって一人で歩けます。
安佐動物公園だったら大体、ラクダの上り坂で疲れて「抱っこ!」になるけどここなら最後まで歩けました。

キリンさん
間近で観察できるコーナー以外にも、高い所から見下ろして見える工夫もあります。

ペンギンコーナー

水槽の一部が透明になっているので、ペンギンが泳ぐ様子が見えやすいです。
丁度子どもの目線でペンギンが次から次へと泳いでいきます。
安佐動物公園と同じような展示方法だけど、こちらの方が少し大きめかな。

一番の注目は猛獣ゾーン!!

さまざまな工夫がある福山市立動物園ですが、
一番の見どころは猛獣ゾーン!!
3階建ての建物が一つの檻のような複雑な造りになっており、
トラ・ライオンなどの猛獣をいろんな方向から観察できます。

ガラス張りで目の前の悠々と歩くトラ。
何度も何度もグルグル歩いていて、子ども達には迫力があって大喜びだけど･･･
動物が同じ行動を繰り返す行動って･･･あまり良いとはいえないよね。常同行動っていうのかな。ストレスが原因だとか。
ちょっとかわいそうに見えてきました。

猛獣ゾーンでは1階～3階?まで建物の周囲にスロープが設置されており、
動物を見ながら登っていきます。

気持ちよさそうにお昼寝をしているライオンのメス。

1階ではライオンを真横から観察して、
2階からは真上からライオンを観察するなど、
同じ動物でもいろんな方向で観察できる工夫があります。
動物にとったらちょっとストレス･･･かな?

売店・軽食販売もあり

園内には軽食の販売もありますが、
あまり種類は多くない印象です。
本当に軽食と思っていた方がいいです。
園内にはベンチもありますが、広い芝生広場・木陰もあるのでレジャーシートを敷いて持参したお弁当を食べるのもいいと思います。

ただ、福山市立動物に何度か遊びに行っていますが、
園内でお弁当を食べるほど長時間過ごすことはないかな!?
朝一番でサクッと見て周ったら、昼食時には大体お弁当を隣接する「富谷ドームランド」という大型遊具のある公園で食べています。
特に今は新型コロナウイルスの影響で動物ふれあいコーナーも閉鎖されており、より短時間で見て周っています。

感想

私は安佐動物公園も大好きだけど、福山動物公園も大好きです。

安佐動物公園がいい時
⇒子どもが年少以上
⇒マニアックな動物～定番の動物までとにかく沢山の動物が見たい
⇒子どもに体力が十分ついたので、最後までしっかり歩いて周れると判断できるようになった時
⇒かなり疲れるけど、一日かけてしっかり園内を周ろうと覚悟を決めた日
⇒全部見て周るとそれなりに荷物が重くなるけど、それをサポートしてくれる人がいる（夫or祖父母）

福山市立動物園がいい時
⇒未就園児など子どもが小さい時
⇒マニアックな動物は見なくても、定番の動物だけ押さえておきたい
⇒とりあえず子どもに動物園デビューさせ、反応を見たいとき
⇒ワンオペ育児の日
⇒短時間の遊び場を探しているとき
⇒動物園も大型遊具も楽しみたい
⇒気楽に動物園を楽しみたい

私的な判断ですが、上記のように考えて使い分けています。
子ども達、動物園に何歳まで付き合ってくれるかな～?
お手て繋いで、まだまだこれからも動物園に通いたいな。

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