冬休みに造幣局の工場見学に行ったきた【造幣局 広島支局】

2017年12月29日

造幣局 冬休み特別工場見学

貨幣製造の工場見学を行っている「造幣局広島支局」

通年行っている工場見学ですが、事前に予約が必要。
今回は冬休み特別工場見学ということで、予約不要。
ちょっとしたイベントもあるとのことで、行ってみました。

造幣局 広島支局

造幣局は全国に3箇所。
広島・大阪・埼玉にあります。

そのなかでも、貨幣の製造の過程をすべて行っているのは広島だけだとか。

工場見学

工場見学は4,5組のグループごと分かれていきます。
受付を事前に済ませて、
案内されるまで、展示室を見学します。

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展示室ではお金の歴史・製造の過程・発売された歴代の記念コインなどが展示されています。
お金以外にも勲章の展示もあったのですが、それのみ撮影禁止でした。

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展示室の横に小さな子供用に輪投げコーナーがありました。

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順番がきたら工場見学の始まりです。
広い敷地内をひたすら歩きます。

工場内は撮影禁止なので画像はありません。
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貨幣ができるまで大きく分けて5項目
1、溶解
幣の材料を溶かして金属の塊をつくる
→鉄・銅・ニッケル・アルミ・・・
それぞれのお金の配合の金属が大きな釜でグツグツされていました。
今回は500円玉を作っていて、
日よってどの貨幣を作るか変わるようです。

2、圧延
金属の塊を貨幣の厚みまで延ばし、コイル状にまきとる
→まさに工場!!
赤々となっている金属の棒が工場内を何度も往復して、長ーく長ーく引き延ばされていきます。
熱い金属を扱うので、真冬だけどこの工場はポカポカ暖かでした。

3、圧穿
貨幣の形に打ち抜く
→クッキーの型を取るように、貨幣の丸い形がくり抜かれていきます。
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くり抜かれた跡。
(ちなみに撮影okの展示室のものです)

4、圧縁
円形に縁をつくる
→小銭が落ちたときに、表面に傷ができにくように縁を作っていきます。

5、圧印
円形に模様をつけて貨幣ができあがる
→模様をつけて、最後の点検を通って完成です。

 

 

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出来上がった小銭は袋に入れられて保存されます。
でも写真のように、何円玉が貼っているかは記載されることなく、
職員でもどれがどのお金か分からないようになっているようです。

 

 

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大体ここまでで1時間の行程。
歩く距離は長いのですが、工場内を通るのでベビーカーは不可。
2歳ぐらいの子供だと保護者が抱っこしたりして何とか最後まで参加していました。
大体は幼稚園~小学校低学年の子供が多かった印象。「お金」という身近な存在だからか結構興味深々で見入っていました。
最後にアンケートに答えて、終了です。
お土産に貯金箱と木で出来たお金を貰って帰りました。

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キッズ情報

オムツ交換・授乳場所はありません。
でも駐車場が敷地内にあるし、会場から割と近いので車で来ると何とかなりそうです。

造幣局 工場見学について

【申込方法】
予約制。個人・団体を問わず受け付けており、事前に電話でお申込み要。
2ヶ月前の月初めより10日前までにお問い合わせ。
Tel.082-922-1597 Fax.082-922-1132
※申込み受付は、平日の午前9時から午後5時まで。

【見学日】
月曜日~金曜日
(祝日、年末年始(12月29日~1月3日)は除く。

【見学時間】
<午前>9時30分と10時
<午後>1時30分と1時50分
<所要時間>約1時間30分

【見学内容】
〇事業紹介ビデオの上映(日本語、英語、中国語、韓国語)
〇工場見学(ガイドが貨幣製造工程を案内)
〇造幣展示室(自由見学)

【見学人員】
1名から約100名※まで
※午前及び午後とも見学時間(2回)の合計見学者数

【見学料】
無料

【その他】
構内は、全面禁煙

【アクセス】

〇バス
・JR又は広島電鉄「五日市」駅北口から広電バス「五日市五丁目口」停留所下車徒歩10分。または「千同橋」停留所下車徒歩10分。
・広島バスセンターから広電バス(西広島バイパス経由)「佐伯区民文化センター前」停留所下車徒歩10分。
〇自動車
山陽自動車道「五日市」IC又は「廿日市」ICから約15分
(駐車場は20台前後ありました。もちろん無料。)

 

 
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