力強い美しさに圧巻です!!アートな秋祭り【大イノコ祭り】に参加してみました。

2019年9月21日

大イノコ祭りさんの投稿 2019年7月18日木曜日

これは毎年11月頃に袋町公園で開催される「大イノコ祭り」
写真以上に大迫力で、夜は幻想的なお祭りに参加してきた時の体験レポです。

2019年追記)
今年もこども参加者募集しています。

大イノコ祭り

「88本の竹の力で空中に吊り上げられた1.5トンの大石をついて福を願う」
県内各所の秋まつりの中でもなかなかユニークなお祭りです。
もともと昔から広島に伝わる子孫繁栄、無病息災などを願う祭りの「亥の子祭り」を、現代の感性で表現したのが「大イノコ祭り」だそうです。比較的新しいお祭りなんでしょうね。
広島に在住している私ですが「亥の子祭り」そのものを知りませんでした。地域によっては馴染み深いものなんでしょうか?
そんな私には「大イノコ祭り」が非常にインパクトがあって、数年前から気になっていました。
せっかくなら子どもにも参加させたい!!大石を吊り上げたい!!その方が楽しいはず!!と応募してました。

大イノコ祭りのスケジュール

大イノコ祭りは2日間にわたって開催されるお祭りです。

【1日目】
亥の子巡行 13:00~
本通・金座街にて古来の亥の子祭りを実施(⇒子ども達が本通りを商売繁盛を願って練り歩きます。)
大イノコ 15:00~16:30
公募した子どもが参加して石動を作ります。その大石で「亥の子」を実施。(⇒子ども達が88本の竹と結びついたロープを1本づつ岩に結び、岩を吊り上げる。岩動が完成したらそれを反動をつけながら地面をつく。)
祝祭 18:30~20:00
石動の空間のなかで、音楽・舞踊・アート等が融合したさまざまな表現を奉納。

【2日目】
大イノコ 13:00~14:30
地域の方々が参加し石動を作る。その大石で「亥の子」を実施。
お練り 17:40~
袋町公園まで市街地を練り歩いた後、石動に太鼓の演奏を奉納。
祝祭 18:00~19:30
振る舞い(餅まき等)の後、綱切を実施。

 

大体上記のような内容になっています。
私たちが参加したのは1日目。
事前に応募して、亥の子巡行と大イノコを体験させてもらいました。

会場の様子


会場となるのは袋町公園
大きな広場と小さな遊具のある公園です。
トイレもありますが、公園のトイレなので数が少ないし結構混雑します。
パルコとか近隣の飲食店を利用した時に、トイレもお借りするのがいいかも。


広場には竹が88本立っており準備は万端。
竹の1本1本に協賛された社名が記載されていました。

 


その周囲には屋台が並んでいて、
お菓子・ピザ・くじ引き・アジア料理・お酒・焼きそば・カステラ焼き・・・などの販売がありました。
屋台の数は多くはないのですが、
袋町公園ですからね周りにはいくらでも飲食店が並んでいるので食べ物には困らないでしょう。

 


竹を利用した子どものあそび場もあって、
竹馬・輪投げ等もありました。
有料にはなりますが、ボール入れのゲームや・焼き芋体験・マシュマロ焼き体験もあったと思います。

大イノコ祭り体験記

今回は体験してお祭りを楽しむ!ということで、予約していたのでまず受付で手続きをします。

受付


受付で法被(はっぴ)と頭につけるお飾りを借りたら、
お弁当・トン汁のサービスまでありました。
亥の子巡行はたっぷり2時間ありますからね、しっかり食べて体力をつけます。
もちろんですが、お弁当は子どもの分だけなので保護者は事前に準備するか祭り会場で購入しましょう。

 


私は会場のピザ(800円)・立町カヌレで腹ごしらえ。立町カヌレは大イノコ限定品がでていました。
ちなみに、食べる場所はテーブル席が準備されていますが、
数に限りがあるので、レジャーシートがオススメ。園内の木陰に敷くといいのですが・・・祭りが始まるとせっかくだから竹の周りに集まりたくなる!!
だから、自前の折りたたみ椅子を持参されると更にいいですよ。
ただし、荷物になりますけどね。袋町公園の目の前に立体駐車場があるので、そこを利用したらそんなに負担にならないかな。基本的にイベント参加はワンオペなので私には無理でした。

 

亥の子巡行


13:00に近づくとスタッフの号令で子ども達が集められ、いよいよ亥の子巡行に出発です。13:00~15:00の2時間本通りを練り歩くけど体力的に大丈夫かな~と、
ちょっと不安なまま保護者も子ども達の後ろからついていきます。
本通りは人が多いので、子ども達が広がらないように、迷惑にならないように、危険がないように見守り、誘導するのも暗黙の了解で保護者の役割になってきます。

 

 


本通・金座街を練り歩き、協賛店の前?で
「いのこ、いのこ、いのこもちついて、 繁盛せい、繁盛せい、よいよいよ~い」と子ども達の掛け声が始まります。
掛け声に合わせて、小さな石で地面をつきます。
ただしここは本通り、道路のタイルが割れないように座布団を敷いてその上でつきます。亥の子を全然知らない我が家の子ども達だけど、なんだかノリノリで掛け声をとっていました。

地域や年代によっては亥の子をご存知の方もいるようで、
本通りを行きかう人に中には、「亥の子してるの~懐かしいね~」と声をかけてくださるご年配の方もいらっしゃいました。

そんな感じで2時間練り歩き、途中で抱っこもしたけど、
何とか袋町公園歩き帰りました。

 

大イノコ

ちょっと休憩したらいよいよ、大イノコ!!

この岩を、


持ちあげる!!

 


お囃子(おはやし)に合わせて、子どもたちが1本1本竹に結び付けられたロープを岩にくくり(ここは大人がしますけどね。)大石を引っ張ります。
岩を相手にした綱引きみたいな感じですね。
みんなで力を合わせて、引っ張り上げる!!
これが妙に盛り上げって、子どもは更にノリノリで引っ張っていました。
引っ張り上げるごとに竹が1本1本しなって、美しいアーチを描きます。ピーンと張ったロープとその中心にある大石が非常に美しい造形になります。本当にお見事。
88本引っ張り続けます。
88本って結構長い・・・って思うでしょう。でもね、1本1本引くごとに「大石持ち上がったかな?」「ちょっと上がった。」「もうちょっと上がった。」っていう少しづつ変化するワクワク感があってアッという間なんですよ。

石動(いするぎ)の完成。
そしたらその大石で「亥の子」をします。
みんなでドスンドスンと地面に大石をつきます
ドスンドスンと地面が響き渡って、その迫力が半端ないです。周りで見学していてもその振動が足元から伝わってきます。
最後にはこの大石に子どもが乗って「亥の子」をしたりとかなりの盛り上がりでした。(抽選で選ばれた子どもだけ。)


ここまでで子ども達は解散。法被を返却して、ご褒美のおやつをもらって解散しました。

祝祭

祝祭が始まるのは18:30~20:00。ライトアップされた幻想的な空間を是非見たかったけど、子ども達は体力的に限界が近づいてきているし、ここで私たちも帰ることにしました。

感想

とにかく大迫力のお祭りです。
石動(いするぎ)の姿はとにかく美しいです。張り詰めた直線としなやかな曲線、その中心に鎮座する大石・・・巨大な芸術作品のようです。
ライトアップ見たかったなぁ~。
こども達にとってもかなり楽しかったようで「来年も絶対参加したい!!」と帰りの車中でも興奮気味に「いのこ、いのこ、いのこもちついて、 ~」とエンドレスな大合唱が続きました。巨大な芸術作品を自分達で造り出す面白さもあったのでしょね。
また公園内にある遊び空間・賑やかだけどのんびりした空間が気に入ったのもあるのでしょう。

こんな素晴らしいお祭りですが、
すべては「大イノコを支える市民の会」の方々の協力があってこそなんです。
協賛を集めたり、チラシを作製したり・・・。
大きな竹を88本自分達で山から刈ってきて、調えて、1本1本ロープをつけて、公園に立てて、大石だって準備する。
大きなイベントのスケジュール調整をしたり、私たち子どもの参加者の手配をしてくれる。当日は会場を盛り上げて、進行を調整したり。
沢山の人の気持ちがこもったお祭りというのが、体験した中でも印象深かったです。会場内にいるスタッフの方々の雰囲気の良さも非常に感じられたし。

会場が袋町公園だからって中区住民のお祭りというではありません。
いろんな地区からも観に行く価値のある美しくて、気持ちのこもったお祭りです。
2019年も11月3日・4日の開催が決定した「大イノコ祭り」、
是非お出かけしてみてはいかがでしょうか。
亥の子巡行・大イノコの募集もそろそろ開始するかな?発表があったらまたブログにて報告します。

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