防犯意識は幼少期から【とにかくさけんでにげるんだ】はオススメの絵本です
外を歩くときはいつも一緒。
当然のようにおててはギュ。
そんな、
時にイライラする、でもとっても癒される幸せな時間が一生続くと勘違いしていたのは私です。
気がつけば、子供は大きくなって、
当然のように一人でランドセル背負って小学校に行ってしまいます。
心配で心配で付き添って登校していても、一生そうするわけにも行かない。
生まれたときから、いろんな人に身を守ってもらっていた子どもも、
いつか自分で身を守る時がやってくる。
子どもが犯罪に巻き込まれるニュースが多い現代、
子どもに防犯能力を身に着けさせることは必須です。
もはや基本的生活習慣の一つぐらいに大事だー!!と思っています。
防犯能力には絵本が良いよ。
生活習慣を身に着けるのは幼少期からの方がきっといいはず。
だから我が家は説明しやすい絵本を使っています。
とにかくさけんでにげるんだ
とにかくさけんでにげるんだ わるい人から身をまもる本 (いのちのえほん)
ベティー ボガホールド (著), 河原 まり子 (イラスト), 安藤 由紀 (翻訳)
岩崎書店
1300円
この絵本では具体的に犯罪に巻き込まれそうな場面、巻き込まれた後の場面をあげ、
子どもの取った行動が書かれています。
だからとても分かりやすいです。
迷子になっても落ち着いて。
ショッピングセンターで迷子になっても、不安になって優しい声をかけてくる人についていくのではなく、ちゃんとするべき行動があるのです。
迷子にさせないのが大原則ですが、もしもの時に子どもに是非教えてあげたいです。
大人に嘘ついてもokなのよ。
世の中で、明らかに悪い人ってそんなにいない。
カッコイイお兄さんに見えて、キレイなお姉さんに見えて、優しそうな人に見えて、
平気で子供に嘘ついて、連れて行くとするする人が沢山います。
そんな大人は無視。
誠実に対応する必要なんてなし。
「何か嫌だな」って感覚を大切に。
自分に直接嫌なことを言ったり、したりするわけでもないけど、
何となく「嫌な」感じがする・・・。
その感覚がとても大切。その感覚を大事にして不必要に関わらないようにする事は、
間違ってはいない。
他人にそれを言ってしまったらよくないかもしれないけど、
こっそり親(信頼できる人)に相談するのは間違ってはいない。
知っている人が悪い人の場合だってある。
親戚の人・先生・近所の顔見知り・・・。
それぞれ関わりがあるだけで、
そんな大人たちが「いい人」とは限らない。
子供の体に興味がある人がいるんだよ。
自分の体は、自分だけのもので、
どんな理由があろうと誰も嫌な触り方をしてはいけない。
絶対に。他人はもちろん親だって、不必要に触れてはいけない。
むやみに触ろうろする人は、きっと嫌な人。
何か犯罪に巻き込まれても、あたなは絶対に悪くない。
悪い大人に騙されて、犯罪に巻き込まれても、
絶対に子供は悪くない。
「お菓子あげよう」と言われてついつい付いていっても、
子供は悪くない、悪いのは大人。
だから、何かあったら親に話してほしい。
とにかくさけんでにげるんだ
何か変だと思ったら、とにかくさけんでにげるんだ!
大体そんなところを子供と一緒に話し合ってみました。
是非ともご家庭で読んであげてください。